第2回 SDGs学級 金沢産農水産物の魅力~加賀野菜と海幸金沢~

 7月18日(木)、第2回SDGs学級が開催されました。今回は「金沢産農水産物の魅力~加賀野菜と海幸金沢~」のテーマで、金沢市農業水産振興課伊藤杏菜氏を講師にお迎えし、金沢の農水産物について学びました。

近年金沢産の野菜や果物が金沢市のブランドとして認定になっています。その数は「加賀野菜」として15種、「金沢そだち」として5種あるということです。いずれも金沢の人々が昔から慣れ親しんできた野菜や果物であり、それらを金沢の伝統としてブランド化し、栽培から流通、食卓へとつなぐことを重要とした市の取り組みについて学びました。

また、水産物では金沢の海の幸としての魚介類についての説明があり、金沢を訪れる観光客のほとんどのお目当てが魚介類を食べることだそうです。石川県は特に新鮮な魚介類が手に入りやすいのは、私たちも毎日スーパー等での買い物で分かりますが、その理由についてはあまり深く考えたことがありません。その理由のひとつとして、日本海近海での漁が最も特徴であるとのこと。漁場が近いので小型船での日帰り操業ができること、またそれに伴い、せりも一番せり、二番せり、夜せりとあり、日本一忙しい市場といわれるそうです。金沢の野菜や果物、魚介類にはなぜブランド化が必要なのか?それは品質を高め付加価値をつけることにより、他の野菜や果物、魚介類との差が生まれる。そうすることが生産物の資源や、それに携わる人も高品質で保つことになるということを学びました。そして資源や農業、漁業の継続を保ち、SDGsにもつながることがわかりました。これからも美味しくて品質のよい金沢の食材を楽しみながら食べていきたいと思った講座でした。

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