第5回SDGs学級「バス研修~北陸新幹線延伸周辺の地域探検~」
今年1年が終わろうとしている師走、今年度のSDGs学級の最終回は、12月12日(木)、バス研修として、北陸新幹線の敦賀延伸に伴う周辺地域にスポットを当てるべく、能美市と白山市へ行ってきました。
先ずは能美市にある能美ふるさとミュージアムを見学しました。令和2年に開館とあり、広々とした展示室は古代から現代まで能美の歴史を展示資料とともに巡ることが出来る施設です。場所柄、後方は和田山・末寺山史跡公園というロケーションで、能美古墳群と呼ばれる古墳が多い地域でもあり、たくさんの出土品を見ることができました。
次に訪れたトレインパーク白山は、今回のバス研修の本題でもある北陸新幹線の車両基地に併設した施設で、線路間近で駆け抜ける新幹線を見ることができるデッキや、運転シミュレータなど体験型の設備が整っていました。最期に地域の歴史という観点から訪れた加賀藩千石預り肝煎役(庄屋)の館多川家は、広大な敷地の中にある土蔵を改築した資料館に加賀藩前田家をはじめ、太閤秀吉、信長、各藩大名とも親交があり明治、現代にわたる豊富な貴重資料は圧巻の一言。手取川が暴れ川だったこともあり家の間近に川が流れ、農地改革後の田畑の所有の苦労も聞くことができました。
出がけには雪がちらつく大変寒い出発となりましたが、向かうにつれ太陽が燦々と輝き出し、晴れ男の館長パワー発揮!昼食はグランドホテル白山にて、三田村館長から閉級式をかねたご挨拶をしていただき、会話も弾みながら楽しい昼食会ともなりました。
今年度はこれにておしまいとなりました。
来年度もまた皆さんの知的好奇心をくすぐるSDGsを探しにいきたいと思います。