第4回SDGs学級「安全・安心な水の循環」

 私達に一番身近であり、大切なライフラインの一つである「水」。
いつでも蛇口をひね
れば出る、当たり前のように使用している水について、金沢市企業局経営管理課田中啓太氏より、お話をしていただきました。

 最初に金沢市企業局についての概要として、企業局は水道事業、下水道事業、工業用水道事業の3つの事業を運営しているとのことで、金沢市で1日に使われる水の量は14万3千m。それは25mプールのおよそ580杯分になるとのことでした。

 水道水の元になる浄水についてでは、金沢市の浄水場は2ヶ所あり、また、白山市にある浄水場からの水も市内で使用される水道水となっているとのことです。金沢市内は、全て犀川からの水だと思っていたら、なんと手取川からの水もそうだとのことで、水のルートについてびっくりしました。また、浄水場では取り入れた水に、人の体によくない物が入っていないかのチェック役に金魚を用いているとのことなんとも可愛い見張り役が、私達の水を守ってくれていると思いほっこり。金魚の様子がいつもと違う場合、すぐに水を取り入れるのを止めて水を調べるそうです。思わず「金魚ちゃん、ありがとう!」と心の中で叫びました。

 近年の震災、災害の多発により、その一番身近な当たり前の水が、当たり前に使用できないことも・・・改めて水の大切さを知った講座でした。

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