公民館委員夏季研修会

公民館委員夏季研修会(金沢市の地区公民館と金沢方式について)

7月30日に公民館委員夏季研修会が開催されました。講師に金沢市教育委員会生涯学習課の高田裕介氏をお招きし「金沢市の地区公民館と金沢方式について」と題したお話を伺いました。
現在、金沢市には61の地区公民館と2つの市立の中央公民館(彦三館、長町館)がありますが、地区公民館は他の市町村とは違った運営が行われており、全国的にも珍しい方法がとられています。それは、市の直営ではなく指定管理制度と言って地域に管理・運営を委託する方式なのです。その金沢方式の特色として、
① 地域主導(維持・管理、役員選任などの地域への委託)
② ボランティア(活動の多くはボランティアによって行われる)
③ 地元負担(運営費、施設整備費の一定割合を地元が負担 地元負担率1/4)
があげられます。
そのメリットは公民館が地域住民の身近にあり、そこには地域に寄り添った職員がいて、住民が利用しやすいことであると言われています。
また、各町会から選出されている公民館委員の制度も金沢市独自のもので、地域住民が公民館活動に主体的に関わり、公民館活動を地域に浸透させる役割を担っているとのことでした。
その他、昭和22年に金沢市に初めて3館(森山町、石引町、長田町)の公民館が設立された後、昭和25年に市内第四番目として瓢箪町公民館が設立されたこと。また、同年に総工費256万円をかけた旧公民館の建物が完成したこと。昭和38年に金沢方式を見直し、市直営の公民館への転換の議論が出たものの、現在の形での継続が決まったという興味深いお話や、これからの公民館が抱える課題についてのヒントもお聴きすることが出来、大変意義のある会となりました。

館長 三田村英明

 

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