7月5日(日)、出発定刻前から全員が揃い、道中バスガイドさんの流れる様なガイドと供に一路長野へ。

 最初の目的地は松本「山辺ワイナリー」。ここ松本は明治初期から早くもぶどうの栽培が始められた「長野県ぶどう発祥の地」。それだけに創業以来輸入ワインや濃縮果汁を一切使用せず松本産ぶどう100%のワイン造りを行っているというこだわり。たわわに実る直営ぶどう園を見せてもらい、試飲で頬を染める参加者。勿論ランチでも赤ワインでじっくり煮込んだ牛ほほ肉の柔らかさに感動しつつグラスが傾く。

 午後からは松代「象山地下壕」へ。
 「象山地下壕」は第二次世界大戦の末期、本土決戦の最後の拠点として、軍部が秘密裏に建設した地下大本営。現人神である昭和天皇にもお遷りいただく為、盆地で空爆を受けにくい神州(信州)に日本の拠点を移す計画が実際に有ったと知り驚く一同。

 全長約5km、碁盤の目状に広がる地下世界は終戦日までの9ヶ月間、日本人をはじめ多くの朝鮮人を動員し、建設を進めたという。戦後長い間放置されていたが、貴重な戦争遺跡として平成元年から一部公開に踏み切ったとか。中村玉緒を彷彿させる語り部さんの鮮やかな語り口調に皆すっかり引き込まれ、知られざる歴史の1頁を真剣に学んだ。
 最後を締め括るは長野の銘酒試飲。ほろ酔い気分のまま、帰路につく。車内では各々沢山の長野土産を手に旅の余韻を楽しんだ。

    教養部副部長 才田治奈

日帰りバス旅行
日 時  平成27年7月5日(日)
会 場  山辺ワイナリー他(長野県)