第2回 瓢箪SDGs学級 バス研修

「バス研修 白峰SDGs~白山ろくの豪雪地帯に住む人々の暮らし・文化を学ぶ~」
8月4日(金)、第2回のSDGs学級は、白山市白峰地区へバス研修に行ってきました。
年々夏の気温が高くなり、研修当日も最高気温が35度超えの猛暑日が予想されるため、熱中症予防として研修日直前でしたが急遽午後の研修先をまち散策から屋内見学に変更しました。現地に到着後、まずは牛首紬織りの資料館白山工房へ。古くから養蚕が盛んな白峰の旧地名「牛首」に由来する牛首紬の工房を訪ね、主な生産工程を見学しました。蚕の玉繭から直に挽いた玉糸を用いる等、牛首紬としての定義やその技法、工程はこの地域独特の人から人へと紡ぎ、たくさんの時間と手間をかけたものだと実感しました。糸を触った時の柔らかさが更にそのことを物語っているようでした。その後、2つの資料館を見学しました。
今年の5月にユネスコ世界ジオパークに白山手取川が認定されました。今回訪れた白峰地区は「山と雪」のエリアにあたるそうです。特に白峰地区はたくさんのジオポイントがあり、訪れた石川県立白山ろく民俗資料館と、白山砂防科学館はそのうちの2つにあたります。資料館では、豪雪地帯である白峰の歴史、や民俗・信仰に関する展示や、6棟からなる江戸時代からの移築家屋を見学し、豪雪に耐える家屋の工夫を知ることができました。砂防科学館では、今年新たに導入された3Dシアターでの砂防劇場を鑑賞しました。とても暑い日ではありましたが、盛りだくさんの研修を無事に終えることができ、気温も2度ほど低く風が心地よい白峰を満喫しました。

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