朝方の雨も止み、秋晴れの中総勢26名で僅かに残された金沢の遺構を巡る歴史散歩に出かけました。

 今回講師に迎えたのは材木公民館で広報部長をされている上坂氏。お仕事である土木・下水の専門分野の視点で案内していただいた惣構堀は新発見の連続でした。
 出発前に惣構堀の成り立ち、現状、再生活動等の予備知識を簡単にレクチャーして頂いたお陰で参加者は在りし日の姿を容易に想像出来たのではないでしょうか。

 皆、古地図片手に住宅地や道路を指差しながらかつての土居、堀、内道を思い描き歩く姿は真剣そのもの。近所をちょろちょろ流れる水路や普段気にも留めない石垣が藩政期加賀藩民の生活に欠かせなかった惣構堀の遺構だと知り、思わず「おお!」と声が上がります。途中途中「ここは昔○○屋さんだった」と懐かしんだり、昭和を感じる看板に笑ったりとあっという間の1時間半でした。

 街のあちこちで調査・再生復元作業が進められているのも嬉しく、金沢の街に益々愛着が湧いた一日となりました。

    教養部副部長 才田治奈
 

歴史散歩 ~古地図で巡る金沢城惣構~
日 時  平成27年10月4日(日)
会 場  明成校下