第4回瓢箪SDGs学級 「みんなで考えよう 地域の公共交通 ~移動の足を確保するために~」

前回、前々回と、公民館を飛び出して、外での活動が続いた瓢箪SDGs学級ですが、久々にじっくりと座学で講義を聞くスタイルでの第4回SDGs学級が11月8日(水)に開催されました。
今回のテーマはまさに「移動の足を確保する」こと。我が瓢箪地区は、市内でもまちなかに位置し、買い物等にとても便利な地域ではあります。しかしながら一方で、地区の高齢化率は市内でも高いほうだとも聞きます。そのようないわゆる交通弱者の方にとっての公共交通はなくてはならないものだということを、金沢市交通政策課の岡西香苗氏を講師にお迎えしてお話をしていただきました。
公共交通とSDGsとの関連は、SDGs17のゴールのうち「3 全ての人に健康と福祉を」にあたるそうです。交通安全を推進し、交通事故を半分まで減らすという目標があるとのことです。講義は「金沢の交通まちづくり」と題し、スライドでこれまでの金沢市における交通政策を時系列にて説明をしていただきました。バス専用レーンの導入、金沢ふらっとバスの運行開始、近年ではまちのりサイクルの貸し出しなど金沢市のこれまでとこれからの交通戦略についてわかりやすい内容でした。高齢化社会において公共交通は必要で、なかでもバスの利用は運転をしない方には身近な移動手段。ただ、利用をしないとバスの便や路線の減少が危惧されるため、乗ることで移動の足を確保することに繋がることを学びました。また、金沢市でなぜ公共交通が大事なのか。金沢はご存じのとおり歴史文化都市で、そのまちを残す意味でも重要とのことです。人とまちと車。その共存をいかに繋げるかがこれからも重要だと思いました。ふと、昔のテレビCMで「金沢のまちは曲がり角がたんとあるがや」の台詞がある車のCMを思い出した今回のSDGs学級でした。

#瓢箪町公民館
#SDGs
#SDGs学級
#金沢市交通政策課
#公共交通

HOME


関連コンテンツ